ネスコムBLOG
9歳10歳は大事
ネスコムBLOG2014.07.04
勉強にも慣れて9歳は具体的・即物的な内容が抽象的になる。算数だと小数・分数・立体。国語だと愛・恥・死とかが出てくる。知的でないタイプや家にはマンガ本と週刊誌しかなく、両親も即物的会話の家の子は困る。
ここで『僕は駄目だ』という感覚をもちはじめることが多い。ここで『自分はできる』という気持ちになるよう指導することが大切だ。『自分は解ける。こんなの簡単だ』と自分に言い聞かせるよう育てよう。ここを通過していないと。その時はともかく中学以後目に見えて成績が下がるものだ。中学以降の無気力・登校拒否もここらが原因になることが多い。
三四年を担当する先生は一番大変だ。一番高給でもいいくらい。
親の言い分に従うべきが弱くなり、友達との友情が深くなる。親の背中をみて走っていたのが、次第に親と並走し時には親を抜いてしまう時期。実際にはジレンマや葛藤がありすこし背中を押してもらったりすることも必要な年頃だ。