ネスコムBLOG
お父さんお母さんに提言
ネスコムBLOG2014.07.03
子どもで一番大事なのは 健康と自発性
1 子どもを育てるに当たって、なによりも大切なことは、おおらかに見守るという態度だ。見守るということは、子どものしていること、言っていることを見たり聞いたりしていながらも、口を出さない、手を貸さないことだ。つい口を出したり、手を貸したりするのは、あなたのご両親の影響だ。
2 子どもの自発性を育てる。
自発性というのは自分で考え、行動する力だ。これを育てるには色々体験することだ。その中に失敗の体験を含むべきだ。失敗してそれを自分で切り抜けたというのが一番いい。
子どもに任せることだ。一歳の子が手が届かない。台の上に上れない。放っときなはれ。本人に任す。年寄りが手を貸すのが一番いかん。
3 子どもに淋しい思いをさせるな。
忙しくとも両親との心の結びつきが大切だ。楽しく明るい団欒の雰囲気を味わえるようにしよう。さびしい子は自発性が育たない。
4勉強以外のよさを認めてあげよう。
『お宅のお子さんのよさはどこですか』と聞かれて『一つもない』なんて答えをしないようにしよう。
親がよさを見る能力がないのだ。
5 子どもをまじめ人間にしないようにしよう。
三四歳で友達と付き合い始めた頃に、よくけんかするのがいい。まじめはユーモアに欠けて世の中をいきいきと渡れない。よい子は良くない。
6育てやすい 子ほどあとが怖い。
自発性の低い子ほど育てやすいが、あとで問題が生じ易い。 とくに頭の良い子が危ない。何らかの困難に合った時に乗り越えられない。
7子どものいいなりの家庭 親の暖かさを知らない家庭の子は非行に走りやすい。
8 子どもの自発性はいたずらからスタートを切る。
叱ると自発性が損なわれる。おとなしい子は大人は扱いやすいが、自発性がとまる。両親が年寄りに気兼ねしている時やきれいなマンションに住んでいる時に起こりやすい。
8自発性に圧力をかける幼稚園に行かせるな。
情緒が発達すると甘える。この甘えるのが大切。甘えを経験しないで大きくなると人格に大きな欠点が出てくる。年寄りに甘えていても母親と甘えの関係がないと危ない。
9言う事を聞かない子
自発性が発達しているのでいい子だ。
親のいうことにハイと従っている子は良くない子だ。
10先生から申し分なしといわれたら要注意
11家庭は勉強の場にあらず。
家庭は団欒にはじまり団欒に終わる。食事をゆっくり食べながら楽しい話題を交換することだ。テレビを見ながらは良くない。食後すぐ『勉強・宿題』というのはよくない。
12両親はよく話し合いをしよう。父親が子どもの事は任せたなどというのはとんでもない。
13年齢に応じて家事を分担してもらおう。
子どもの世話を焼くことが母親の仕事ではない。小三ぐらいになれば簡単な食事は作ってもらおう。
14汗を流す体験をさせよう。
15けんかを忘れた子どもにならないようにしよう。
けんかのできる子に育てよう。子どものけんかに親が出てはいけません。
16きょうだいけんかは遊びでOK。
親が裁くな。特に三歳にならぬうちに下ができた場合の親から身体接触をなくすのはよくない。親や年寄りに差別を受けた子にはすごいしこりが残る。きょうだい一人一人が両親にも年寄りにもかわいがられている実感がもてるように親は努力する。
17子どもから目を放さないで冒険させよう。
18だらしなくさせよう。
子どもは次の遊びが気になりなかなか片付けないもの 散らかし放題になりがち。
遊びが生き生きしていない子の部屋はきれいになりがち。
19ふまじめのすすめ
ふまじめ冗談バカ騒ぎの好きな子にしよう。
20色々聞かせましょう
赤ちゃんの五感のうち一番早く発達しているのは耳。
聴覚だ。要するに 『聞こう』という姿勢を生まれつき持っている。この歳どしどし聞かせよう。
小さい時に注意しないで小学校以後に注意してもだめだ。聞く耳どころか口も発達 場合によっては腕力も発達しているよ。 よいことかわるいことかきっちり赤ちゃん幼児時代に教えておこう。こんにちは おはようなども
21色々教えよう。
親からの教えは子どもへの何よりの財産。とくに道徳面は
厳しくていい。親の価値観をしっかり教えよう。
『お父さんみたいになれ』『お母さんみたいになれ』で結構 時には怒ってもいい。ただし能力面を叱ってはいけない。
叱らないときは思い切って可愛がろう。べたべたにかわいがろう。
22父さんはアメ、お母さんはムチの立場で。
お父さんを尊敬しない子は勉強ができない。