インタビュー記事|西宮北口で個別指導塾・中学受験ならベテラン講師陣が個別指導するネスコム西宮北口

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インタビュー記事

ネスコムBLOG2011.04.11

  • 実践型個別指導とは

赤本を過去10年間遡り「問題を解く訓練」をしています。

 

マンツーマンに準じた授業形態が理想
授業形態は、個別指導と5~6名でのグループ指導があります。グループ授業もマンツーマンに準じた形を理想としていますので、生徒さん一人ひとりの志望校や成績に合わせて学習指導を行っています。

受験勉強において重要なのは「正答する力を身に付ける」ことです。一度や二度、正答できただけでは、「偶然解けた」という事もありますので安心はできません。常に生徒さんの弱点を指摘し、何度も復習を重ねて克服させることに重点を置いて指導しています。

 

過去問を利用し、理解力と解答力を高める
あらゆる問題に「確実に正答する」ためには、「慣れる」ことも必要です。赤本を過去10年間遡り「問題を解く訓練」をしています。ここでは、正答を出せるかではなく「解答のプロセス」が正しいかを重視して、生徒さんの学習の理解度をはかります。

赤本は志望校を中心に練習していきますが、他の医学部入試問題を解くことも大切です。単元ごとの理解をより深めて、自分の弱点もしっかり把握することができます。その後、授業を通して自分の弱点克服をしていきます。そのため、ただ聞くだけの授業よりも成績を大きく飛躍させることができます。

 

  • 授業で大事にしていること

生徒の癖や弱点を早く見抜き、正しく軌道修正する

 

科目を体系的に理解し、生徒に必要なポイントのみ与える
これまで40年あまり教育に携わってまいりましたが、医学部受験は他学部と比べて、問題レベルが非常に高いと感じています。生徒さんに的確な指導を行うためには、講師自身が担当科目を「体系的に理解」していなければなりません。そのため自分自身の知識を深めることも大切にしています。

また、指導する時は、「必要なものを与え不要なものは与えない」という取捨選択も重要です。学習指導要領の改訂などで、受験問題も変わることがありますから、より一層学習プロセスなどは慎重に見極めなければならないと感じています。

 

1時間の授業でも準備時間は3時間
受験生は限られた時間の中で効率よく勉強しなくてはなりませんから、教える方も効率よく教えなければなりません。生徒さんの弱点や早く見抜くこと、的確に質問に答えることなど、教える側の質も問われます。そのため1時間の授業でも、3時間くらい準備に時間をかけて臨むこともあります。

今では、医学部の専門予備校は全国どこからでも通うことができる時代で、予備校は「合格実績」や「本質的な指導力」が問われると思っています。だからこそ、講師は「いかに生徒を合格させるか」の術を磨き続けていくことが必要なのです。

 

  • 入試問題の傾向と対策

国公立は時間をかけ掘り下げる、私立は段取り良く解答する

 

国公立と私立の問題傾向の違い
入試問題は国公立と私立で大きく変わります。国公立は「基礎的で問題の幅が広い」「一問に対して時間をかけて掘り下げる」という問題傾向があり、私立は「段取り良く解答していかないと最後まで終わらない」という傾向があります。さらに、各大学の問題傾向に違いもありますので、大学別の対策なしで臨んでは、合否に影響を及ぼすことは間違いありません。ネスコムはこれまでの25年以上もの実績を出してこられたのは、その違いを講師たちが把握し、生徒に対して的確に伝えることに努めてきたからです。

 

7割の解答を目安に
いざ試験を開始すると「正答しなければならない」というプレッシャーで固くなってしまう人もいます。しかし、100%の解答をする必要はありません。過去の合格者のデータなどを見ても、平均7割ぐらいをきっちり抑えていることが重要ですので、最初から気負うことなく肩の力を抜いて試験に臨んでほしいと思います。

私立入試は特に「解答できるか?」と「配点が多いか?」という点を意識しながら、どの問題から取り掛かるかを素早く判断することが、合格の可能性を高めることにもなります。

 

  • 受験のアドバイス

国公立対策は私立入試にとってもムダではありません。

 

国公立志望者は早めに対策を始める
国公立、私立を併願する生徒さんもたくさんいます。言うまでもなく、国公立を志望される方は5科目の対策をしなくてはなりません。できるだけ早い段階で各科目の勉強を始めさせています。学習の方針としては、「幅が広く標準的な内容」を中心的に行うことから始めるので、私立へシフトする際にも役に立つ学習になります。

 

5~10校を受験するケースが多い
試験当日にもなると、受験生はさぞかし緊張していることと思いますが、私たちも同じです。1年間しっかり頑張っても、受験当日は神のみぞ知るというところもあります。ですから、入試は複数校受けていただくようにすすめています。平均的には5校~10校を受験する生徒さんが多い傾向です。受験校が決まったら、受験日まで志望校対策をおこなっていきます。

 

  • 受験生にメッセージをお願いします

成績だけでなく人間性も伸ばすこと

 

厳しい受験だからこそ得られるものがある
受験合格を勝ち取るためには、多大な努力が欠かせません。基礎を見直し、何度も復習を繰り返すという事を徹底的に行います。その上で標準レベル、応用レベルへと発展させていくわけですから、勉強時間もたくさん必要になります。私たちも、その厳しさを理解していますので、生徒に合った方法で指導することに尽力し、少なくても偏差値を10伸ばせるように毎日でもお付き合いいたします。

また、一人の人間としても大きく成長できる機会が、この「受験期」です。予備校というと、「勉強する場」だと思われますが、ネスコムは「人間性を育む場である」という観点でも指導にあたっています。この先もずっと勉強好きになってもらい、自分の目標へと進んでいける人を目指して、一緒にがんばりましょう。