ネスコムBLOG
英語高2高3で頑張って結果として内部進学関関同立へ
ネスコムBLOG2011.06.11
本を読むのは大好きだが、英語は大嫌いというOさん。 英語は勉強したくないが、平均以上の点をとりたいという。
これでは従来の正攻法の学習方法は使えないと思った。
「文法よりリーディングのほうが少しましかな。」と言うので、既習の教科書の訳をさせると、生き生きとした日本語が
次々と口をついて出てくる。 英文が彼女の頭の中で映像となっていて、それを自分の言葉で表現しているという感じである。
「面白い話を読みたい」という希望に沿って 落語や推理小説を英語で読んでみることにした。
すると、少々知らない単語が出てこようが「こんな意味しかないでしょう。」という感じで、話のオチを探したり
登場人物の心理を読み取りながら犯人捜しをしたり、内容そのものをおもしろがっている。
単語がどうの、構文がどうのと四苦八苦して、結局何が書いてあるかわからないという生徒が多い中、
Oさんの読み方は新鮮である。 英語は本来、考えや話を伝えるための言葉であるということを忘れてしまったか
のような受験英語への警鐘と受け取った次第