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おちこぼれかけている中高一貫校生徒の支援について

ネスコムBLOG2015.06.15

中高一貫校勉強について ネスコム 村上

 

私立中高一貫校で成績の上がらない原因は?

 

中高一貫校や附属校で成績が上がらない、定期テストの勉強方法が分からないというお子さんの場合、いくつかの共通する問題点があるようです。

 

例えば・・・

 

授業の進度や難易度に全くついていけていない
※特定の苦手科目や分野があり、点数が上がらない
※定期テストの為の学習方法が身についていない
※英語が極端に苦手
※そもそも予習・復習の勉強の習慣が無い

 

私立中高一貫校に通っていると、それだけで安心してしまう勉強等は、学校に通っていればなんとなる。と考えていませんか。

 

学校は授業、教材、学習の環境、指導等を懇切丁寧に提供してくれますが、勉強するのはあくまでも本人。これは公立校でも同じですが、私立の場合、授業のスピード、難易度が高い為、勉強方法もそれなりの自覚や工夫が必要になってきます。勉強方法を自分ひとりで身に付けられないお子さんの場合、徐々に授業から遅れてしまい、慌てだした時には既においつくのがかなり難しくなっているケースがあります。 中高一貫校や附属校の勉強方法は中学の早い段階から身に付けておくことが大変重要になってきます。

 
〇早めに勉強方法を習得することが重要

 

授業のスピードが早く、難易度も高い中高一貫校の勉強法をしっかり自分で計画、実行できるお子さんはいいのですが、テスト対策がよ く分からないので成績が思うように伸びないお子さんの場合、早めに手を打つことが大事です。学習方法をきちんと身につけることが成績向上に直結するからで す。

 

成績が向上しない、テストの点数が伸びないのは、実力が無いのではなく、勉強方法の要領や計画がつかめていないことが原因の場合も多いのです。

 

いったん落ちこぼれてしまったら・・・

 

 私立一貫の進学校は進度が速く、いったん落ちこぼれると、なかなか這い上がれません。これは非常に大きな問題です。進学校は合格実績を重視するので、過度に難しい学習内容になっています。そのカリキュラムについていければ、東大京大や早慶に現役合格できるでしょう。学校も評判を気にするので、難しい問題に挑戦させざるを得ないわけです。

 

問題なのは、カリキュラムについていけなかった生徒が逆転できない、ということです。逆転するには、勉強の範囲を絞るしかありません。5科目全てを上位に持っていくのは至難の業です。それができる子なら、初めから落ちこぼれたりはしません。

 

そこで、2科目のみに絞って、その科目だけを毎日2時間ずつ勉強してみることです

 

極端に言えば、1科目で良いです。その科目だけを毎日自宅で勉強するのです。

 

そうすれば、その科目だけは上がるはずです。「やればできる」という自信がつくはずです。そうなれば、後は科目数を増やすだけで十分ということになります。

 

「自宅で5科目を勉強しなさい」と言ってもやりません。

 

「1科目だけで良いからやってみよう」と言えば、意外にやってくれます。

 

つまり、ハードルを下げることで、自宅学習の習慣をつけるのです。自宅での勉強量がすべてです 分からない問題も出てきますが、それは個別指導塾に週1・2回通えばすむことです。もちろん、勉強をサボりにサボった子は、自学が不可能になってる可能性があり、その場合は、毎日個別指導が必要になりますが・・・。

 

とにかく、自宅学習をすることです。そうすれば、いつかは追いつくはずです

 

 中1ならその夏休みに2 3学期の予習をすることも考えられます。

 

 

 

 

 

 

中2以降に逆転するには

 

中1が終わった段階での成績が、その後5年間の成績になる場合が多いようです。

 

カリキュラムの進みが速い分、遅れた生徒がなかなか追いつけないからです。

 

お子さんが遅れてしまった場合、至急に対策をとってください。

 

特に英語と数学は緊急です。

 

 そこで重要なのは、理解できなくなった箇所に戻るということです。

 

英語の文法は覚える順序があります。

 

受動態の現在が分かっていないのに、受動態の過去は分かりません。

 

まずは受動態現在をしっかりと復習し、過去形も復習しなければなりません。

 

そういった合理的な順序での対策が必要なのです。

 

数学においても、一次方程式→連立方程式→二次方程式という流れがあります。

 

二次方程式ができない場合、連立方程式の復習をしなければなりません。

 

連立方程式ができない場合は、一次方程式の復習まで戻りましょう。

 

中2以降に勉強を追いつくのは、なかなか大変です。

 

学校の宿題に加えて、以前の穴埋めをしなければならないからです。

 

学業が何より大事です。

 

中2の間に追いつかないと、その後、ますます追いつくのが困難になります。

 

 

私の経験上、中1の成績が下位1/5に入った場合でも、

 

中2の1学期と夏休みに死に物狂いでやれば、平均以上にはなります。

 

①   良い暗記のしかた

 

英語の勉強

 

今後英語はますます重要です

 

1.文章の暗記が必要です 覚えようとしていることが書かれた本の内容を、声に出しながら紙に書いていく。
2.単語帳・先ほど書いていった紙を伏せて、実際に覚えたことを書き出していく。
3.答え合わせ。
1.~3.を覚えるまで繰り返すわけですが、いずれの手順でも思ったことは

 

声に出すこと
「ここのスペルaじゃなくてeなんだ」「あー間違えとった!くそっ!!」など。

 

定期テストの勉強のしかた
テスト勉強は3週間前から  教科書を読んで分かったつもりでも、イコール問題が解けることに はなりませんので、

 

 試験範囲の問題は最低でも2巡は解いてほしいですね。1巡目は全問解いて、2巡目は1巡目で間違えた問題を解きなおす、それでも間違え たら3巡目でリベンジ・・・というようにするのがよいかと思います。というか、自分はそうしてました。問題集がない場合は、友達と問答してみるのもいいか もしれません。

 

大学受験のために今からできること
ズバリ日頃の勉強です。特に背伸びしてやることはないです。今あなたが学習していることをきちんと身につけて下さい。小学校内容が中学内容の大前提に、中 学内容が高校内容の基礎に、さらに高校内容が大学生にとって常識となっていきます。もし小学校の内容に不安があるなら、「今さら?」と思うかもしれません が、確固たるものにしておく必要があります。

 

 

勉強のための、時間のやりくりのしかた
 睡眠時間はしっかりと確保してほしいので、よほどのことがない限り睡眠時間を削ることはしない方がいいと思います。となると、必然的にテレビ・ゲーム・漫画・・・といった時間を優先的に勉強に充てていくことになる。

 

 

最近では「競争はよくない」という風潮が広がっていますが、いずれは競争する環境に入っていかなければなりません。周囲の人と切磋琢磨 して自分を高めていくことは決して悪いことではないと思います。が大変と思われている公立中学生は、実はそんなに勉強していません。これは中学3年間で学習する範囲が決められていて、学校の授業ペースもそこまで速くないためです。

 

中高一貫生は学校のペースで勉強しなければならない

 

一方、中高一貫校の場合は学校のレベル、ペースに合せて学力を日々伸ばし続けなければなりません。中高一貫校で分からないところを放置してしまうと授業について行けなくなってしまいます。

 

勉強不足をどこかで巻き返さなければ6年間のカリキュラムが終わるまでずっと落ちこぼれてしまいます。

 

このような落ちこぼれを防ぐため、中高一貫校には補習や再テストが多いです。

 

中高一貫校の生徒が勉強をサボれば成績が悪化し、補習、再テストを受けるはめになり、結局勉強をしなければならなくなります。

 

また、中高一貫校では、定期テストで一定の水準を満たしていないと高校に上がれない等のペナルティがあることがあります。

 

保護者としては、中学受験を乗り越えて、高い学費を払って中高一貫校に通わせているにも関わらず、留年や別の学校に転校するのは避けたいと思います。

 

このため、中高一貫校生は公立中学校の生徒よりも多くの日常学習を強いられます。

 

 

中高一貫校は大学受験に有利

将来のことがまだわからない中学生の生徒は不満を言うかもしれませんが、公立中学生より勉強しなければならないことが多いため、中高一貫校で中学生の頃から日々勉強していた分だけ大学受験で有利になります。

 

高校受験の勉強がない分、高校分野を先取りできるため、余裕を持って大学受験の準備ができます。高校生の分野を先取りしているため、勉強を先回しにしているだけで何も損はしていません。

 

大半の中高一貫校のカリキュラムは大学受験のために作られていると言っても過言ではありません。

 

難関校であればあるほど授業のペースが速く、大学受験の実績が良いのも中高一貫校の特徴でもあるのです。

 

カリキュラムについていければ得です 元々その考えで中学受験の勉強をして私立をうけたのではありませんか