塾長ブログ
小6生の転塾の件
塾長ブログ2018.02.10
小5まで大手塾に行ったけど成績も上がらず塾の肥やしになっている生徒は一杯いると思われます。
親はやきもきするが子どもは友達ができたとか、あの先生が好きだとかで塾を変わる気がしない。
中学受験一発勝負で怖い物です。
しかし算数が出きるようにならなかった生徒は志望校のパスは不可能です。
算数は解法を知らないと簡単には解けません。
しかも日本の中学受験の算数は学校で習う物でもなければ中学以降で習う物でもない全く別の分野の物です。
世界的にも高レベルだった江戸時代の算術の延長戦上にあり、大学入試レベルの問題も、方程式を使わず解かせる問題もあり、中学受験を経験してない理系の大学生でも解けない問題が多くあります。
いわば異常な世界です。子どもたちが四苦八苦するのも致し方のない所です。
特に速さと相似は難物でどの子も例外なく苦労します。
勉強しても急に学力があがる物ではなく、ある蓄積を経て算数が物になります。
親は多分手伝えません。とにかく特殊なことが多い。子供が混乱します。
算数を出来るようになるには整理されたノートが作れ思考を整理し丁寧に書く自制心が育っているかどうかです。
計算もこちょこちょとやったり分数を使いこなせないと解けるようにはなりません。
ノートがきれいに整理できるかが勝負です。当塾では解法と分数を使っているかについてしつこく指導します。
また受け身の態度をなくすことも重要です。たとえ合格しても受け身ではついていけません。
算数が出来るようになると人生に自信が出来てきます。